海外で電化製品を充電するための疑問とおさらい!
iphoneは充電できる? 電圧は?など、海外旅行中の充電にまつわる基本情報のまとめ
まず、基本から
日本と海外では電圧が違います。
By SomnusDe – This file was derived from: BlankMap-World6.svg
日本の電圧は100Vなので、電圧の高い海外で日本の充電器を使用する際はきちんと確認しておかないと大変な事になる恐れもあるので、事前にしっかり注意が必要!
延長コードやタップ類も、電圧が違う海外対応の製品があるので、かならず事前に持ち物の確認を!
チェックするべき。4つの大切な事
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電化製品の入力電圧の確認
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渡航先の電圧
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使用する電化製品の電源プラグの形状と渡航先のコンセント形状
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変換プラグ、変圧器の必要性
1、電化製品の入力電圧の確認

写真のような充電器の表示の中で INPUT:AC100Vー240V 50/60Hz の記載に注目する。
これは、電圧が100〜240Vの地域で使用できます ということ。
つまり、上記のような表示がある電化製品を海外で使用する際はそのまま使用できる。
※別途、変換プラグは必要な可能性あり。
INPUT:AC100V しか記載がない場合は、海外の高圧電圧を100Vに下げてから充電器に通電させないとショートしてしまう事になるので注意。
2、渡航先の電圧
次に、旅行に行く外国の電圧が何ボルトか?を調べる必要がある。
概ね渡航先の大使館や観光庁のHPにて確認できるので、確認してみよう。
例えばイギリスの場合は↓
英国政府観光庁ホームページ(旅行者へのヒント)から確認できる。
例えばアメリカ合衆国・ハワイ州の場合は↓
ハワイ州観光局(旅のインフォメーション)から確認できる。
>>>もしくはTESCOMのHPから確認できるので、参考にしてください。
3、使用する電化製品の電源プラグの形状と渡航先のコンセント形状
現在、プラグ・コンセントの正式な世界共通名称は実は定まってなく、資料によっても名称が異なったりする様だが、代表的なプラグ形状は7〜8種類とされている。
確認する時に大切な事は、CやAなど名前だけで判断するのではなく、写真やイラストの形状や記載してある対応国の表示をよく見て確認する事。
メーカーによって呼び名が異なる場合があるので、調べた資料に乗っているコンセントタイプの名称と購入先の変換プラグタイプの名称が異なって混乱する可能性もるので要注意!
個人的には7〜8種類対応のトランスフォーム形変換プラグの購入がオススメ!
そして渡航先の外国のコンセントの形についても、各国観光庁や大使館のHP、ガイドブックに記載してある。
渡航先の外国のコンセントタイプに日本の電化製品のプラグを差し込める様に変換プラグが必要になるということ。
こちらも、上記のTESCOM社HPから確認できるので参考にしてみてください。
4、変換プラグ、変圧器の必要性
こちらに関しては上記にて少し触れていますが、往々にして変換プラグは必要。
日本のコンセントタイプは上の表でAタイプとなるので、渡航先のコンセント形状に合わせてプラグの形を変える必要がある。その際に使うのが変換プラグということ。
変圧機は、こちらも <1> で触れた通りアダプターの入力電圧が、渡航先のコンセントから供給されている電圧に対応していなければ、必要となる。
最近の日本の電化製品(カメラの充電器や携帯の充電器)は、ほとんど240ボルトまで対応しているので、変圧器の必要を感じないが、一般的な国内仕様のドライヤーや電気シェーバーを持って行く場合は注意が必要な場合も。
手持ちの電化製品のバッテリーにある注意書きを今一度良く確認しよう。
▽変換プラグ、変圧器(充電に必要な機材)の購入はこちらの記事からご覧になれます
▽延長コード、電源タップ(たこ足などの充電補助具)の購入はこちらの記事からご覧になれます
海外旅行で電池切れなんて、思い出も半減しちゃう。
きちんと持ち物を確認して、準備したいね。
Have a nice world travel.
Photo:Paris 2015 By Denis Bocquet